弁護士と相談する上での予備知識として、私の弁護費相談の体験とその時にかかった料金などをお伝えしています。弁護士と話をするだけでも高いと思っている人もいると思いますが、相談するのと、依頼するのは別物です。弁護士会では無料相談の日も設けていたりします。
弁護士に相談するといって思い浮かぶのは、個人のレベルの話だと、消費者金融の債権債務の整理や、離婚の調停などかもしれません。中には、弁護士と相談するなんて私には関係ないと思っている人も多いと思いますが、長い人生の中では、自分は悪くなくても思いもかけない予想外のことでトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。私自身の場合がそうでした。住宅購入の際に思うもかけないトラブルに巻き込まれてしまったのです。マンションの引渡し間際のことでした。はじめは弁護士に相談するのは料金も高いものだと思っていたので、自分で法律の知識を調べたり、判例を読んだりして何とかしようとしたのですが、不動産の売主の企業と、個人消費者という図式になると、相手方には当然のように顧問弁護士が付いていて太刀打ちできません。結局困り果てて、弁護士に相談するという方法を考えはじめることになりました。
「弁護士=裁判」という感覚でみると、弁護士に相談という形で話をするだけでもすごくお金がかかると考えている人も多いことでしょう。まず、勘違いしがちな点なのですが、弁護士に相談するのと、弁護士に事件を依頼するのとは別物です。通常は、まず相談をするところからはじまります。この相談については、弁護士会や公的な機関の法律相談会などで無料で受けられるものと、有料のものがあります。多重債務問題などでは、専門の機関で無料で弁護士相談を扱っている場合があるようですね。
有料の弁護士相談は、30分単位で料金がかかってくることが多いようです。取り扱う事件の内容によって料金が異なってくることもあるようなのですが、弁護士会で料金が定められており、事前に確認することで安心して相談を受けることができると思います。私が受けた不動産取引のトラブルについての弁護士相談の料金は30分5250円でした。相談内容や担当の弁護士によって、料金が変わってくることもあるようなのですが、弁護士会や法律センターなどの機関を通じて相談を申し込む場合は、あらかじめ定められた料金の規定の範囲内で相談料金が発生します。
私が弁護士の有料相談を選んだのは、無料相談だと日にちが指定されている場合が多く、その時間に出向けないからというのが大きな理由でした。また、無料相談の場合は、弁護士の先生を選ぶことが出来ない場合が多いです。選んで相談するというよりは、”相談会に出席している先生に相談する”という形が一般的ですね。一言で弁護士といっても、得意分野をそれぞれの先生が持っているので、より深い内容を相談して助言を受けたい場合は、弁護士の先生を選んだ方がいい場合もあります。その点、有料相談だと適切な専門分野を持った弁護士に、自分の都合に合わせて相談ができる点がメリットもあります。
弁護士に相談しただけで物事が解決する場合は稀で、おそらくは法律という手段をつかった解決の方向性を示してもらったりするのが主たる目的になると思います。ただ、悩みを一人でずっと抱え込むよりは、ひとつの解決の方向性を示してもらうことで、精神的な苦痛が和らぐことはあるかもしせません。人には相談ににくいトラブルや悩みが生じてしまった時に、弁護士の無料相談と有料相談という形で、法律という側面から解決の糸口を見つけるのも、ひとつの方法ではあるのだなと思います。